芥川龍之介 『一塊の土』 けれどもお民はその度ごとに、「はいさね、いづれ来年にでもなつたら」と好い加減な返事をするばかりだつた。 これはお住には心配でもあれば、嬉しくもあるのに違ひなかつた。 お住は世間に気を兼ねながら、兎に角嫁の云ふなり次第に年の変るのでも待つことにした。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア