孫を遊ばせたり、牛の世話をしたり、飯を焚いたり、洗濯をしたり、隣へ水を汲みに行つたり、――家の中の仕事も少くはなかつた。
しかしお住は腰を曲げたまま、何かと楽しさうに働いてゐた。
或秋も暮れかかつた夜、お民は松葉束を抱へながら、やつと家へ帰つて来た。
孫を遊ばせたり、牛の世話をしたり、飯を焚いたり、洗濯をしたり、隣へ水を汲みに行つたり、――家の中の仕事も少くはなかつた。
しかしお住は腰を曲げたまま、何かと楽しさうに働いてゐた。
或秋も暮れかかつた夜、お民は松葉束を抱へながら、やつと家へ帰つて来た。