――第一に、林右衛門の立ち退いた趣を、一門衆へ通達しないのは、宇左衛門の罪である。
第二に、まだ逆上の気味のある修理を、登城させたのも、やはり彼の責を免れない。
佐渡守だったから、いいが、もし今日のような雑言を、列座の大名衆にでも云ったとしたら、板倉家七千石は、忽ち、改易になってしまう。
――第一に、林右衛門の立ち退いた趣を、一門衆へ通達しないのは、宇左衛門の罪である。
第二に、まだ逆上の気味のある修理を、登城させたのも、やはり彼の責を免れない。
佐渡守だったから、いいが、もし今日のような雑言を、列座の大名衆にでも云ったとしたら、板倉家七千石は、忽ち、改易になってしまう。