芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 こつちで「やあ」と云ふと、向うでも「やあ」と云つた。 一しよに角帽を並べて、法文科の古い煉瓦造の中へはいつたら、玄関の掲示場の前に、又和服の松岡がゐた。 我々はもう一度「やあ」と云つた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア