芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 松岡と分れて、成瀬と二階の教室へ行くと、もう大ぜい学生が集つて、ノオトを読み合せたり、むだ話をしたりしてゐた。 我々も隅の方の机に就いて、新思潮へ書かうとしてゐる我々の小説の話をした。 我々の頭の上の壁には、禁煙と云ふ札が貼つてあつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア