芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 自分もあの門番の類だなと思つたら、急に可笑しくなつて、すつかり眠気がさめてしまつた。 隣では成瀬がノオトをとりながら、時々自分の方を見て、くすくす独りで笑つてゐた。 それから又、二三頁ノオトをよごしたらやつと時間の鐘が鳴つた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア