自分はこれを書いてゐる今でも、君の悠然とした歩き方を思ひ出すと、もう一度君と大学の廊下に立つて、平凡な時候の挨拶でも交換したいやうな気がしないでもない。
その中に又、鐘が鳴つて、我々は二人とも下の教室へ行く事になつた。
今度は藤岡勝二博士の言語学の講義である。
自分はこれを書いてゐる今でも、君の悠然とした歩き方を思ひ出すと、もう一度君と大学の廊下に立つて、平凡な時候の挨拶でも交換したいやうな気がしないでもない。
その中に又、鐘が鳴つて、我々は二人とも下の教室へ行く事になつた。
今度は藤岡勝二博士の言語学の講義である。