芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 その中に又、鐘が鳴つて、我々は二人とも下の教室へ行く事になつた。 今度は藤岡勝二博士の言語学の講義である。 外の連中は皆先へ行つて、ちやんと前の方へ席をとつて置くが、なまけ者の我々は、何時でも後からはいつて行つて、一番隅の机を占領した。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア