芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 それから本郷三丁目で成瀬と松岡とに別れた。 久米と自分とは電車で銀座へ行つて、カツフエ・ライオンで少し早い晩飯をすませてから、ちよいと歌舞伎座の立見へはいつた。 はいると新狂言の二番目もので、筋は勿論外題さへ、更に不案内なものだつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア