芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 帰る途中で久米が、「一体君は音楽がわかるのかい」と云ふから、「隣の金と骨と皮と白粉とよりはわかりさうだ」と答へた。 それから又その老夫人の隣へ腰を下して、シヨルツ氏のピアノを聞いた。 確、シオパンのノクテユルヌとか何とか云ふものだつたと思ふ。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア