芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 出ると外は凩が、砂煙を往来の空に捲き上げてゐた。 黄いろい並木の銀杏の落葉も、その中でくるくる舞ひながら、大学前の古本屋の店の奥まで吹かれて行つた。 自分はふと松岡を訪ねて見ようと云ふ気になつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア