芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 勿論自分は折角徹夜の疲を癒してゐる彼を、起さうなどと云ふ考へはなかつた。 しかし又この儘帰つてしまふのも、何となく残り惜しかつた。 そこで自分は彼の枕元に坐りながら、机の上の原稿を、暫くあつちこつち読んで見た。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア