芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 自分は「よく寝てゐます」とぶつきらぼうな返事をして、泣顔を見られるのが嫌だつたから、匇々凩の往来へ出た。 往来は相不変、砂煙が空へ舞ひ上つてゐた。 さうしてその空で、凄じく何か唸るものがあつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア