芥川龍之介 『山鴫』 トウルゲネフは殊更に、縁のない方面へ話題を移した。 暗い林の奥からは、実際もう夜鶯が、朗かな声を漂はせて来た。 二人は少時黙然と、別々の事を考へながら、ぢつとその声に聞き入つてゐた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア