芥川龍之介 『槍が岳に登った記』 その上にまだ暗いのでなんでも判然とわからない。 ただまっ黒なものの中をうす白いものがふらふらと上ってゆくあとを、いいかげんに見当をつけてはって行くばかりである。 心細いことおびただしい。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア