芥川龍之介 『保吉の手帳から』 教科書の中の航海は不相変退屈を極めていた。 同時にまた彼の教えぶりも負けずに退屈を極めていた。 彼は無風帯を横ぎる帆船のように、動詞のテンスを見落したり関係代名詞を間違えたり、行き悩み行き悩み進んで行った。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア