芥川龍之介 『世之助の話』 私が始めて、江戸へ下つた時に、たしか吉原のかへりだつたと思ふが、太鼓を二人ばかりつれて、角田川の渡しを渡つた事がある。 どこの渡しだつたか、それも今では覚えてゐない。 どこへ行くつもりだつたか、それももう忘れてしまつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア