芥川龍之介 『世之助の話』 従つて、私が持つて居る愛惜も(もしさう云ふものがあるとすれば)全く同じやうなものである。 私は右の耳に江戸清掻きの音を聞き、左の耳に角田川の水の音を聞いてゐるやうな心もちがした。 さうしてそれが両方とも、同じ調子を出してゐるやうな心もちがした。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア