芥川龍之介 『或阿呆の一生』 それは頸を挙げて立つてゐたものの、黄ばんだ羽根さへ虫に食はれてゐた。 彼は彼の一生を思ひ、涙や冷笑のこみ上げるのを感じた。 彼の前にあるものは唯発狂か自殺かだけだつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア