芥川龍之介 『凶』 けれども僕の座に坐るが早いか、「あら、ほんたうに見えるわ」と言つた。 菊池や久米も替る替る僕の座に来て坐つて見ては、「うん、見えるね」などと言ひ合つていた。 それは久米の発見によれば、麦酒罎の向うに置いてある杯洗や何かの反射だつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア