芥川龍之介 『芭蕉雑記』 猿みの撰の時、宗次今一句の入集を願ひて数句吟じ侍れど取べき句なし。 一夕、翁の側に侍りけるに、いざくつろぎ給へ、我も臥なんと宣ふ。 御ゆるし候へ、じだらくに居れば涼しく侍ると申しければ、翁曰、これこそ発句なれとて、今の句に作て入集せさせ給ひけり。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア