芥川龍之介 『芭蕉雑記』 年の市線香買ひに出でばやな 仮に「夏の月」の句をリブレツトオよりもスコアアのすぐれてゐる句とするならば、この句の如きは両者ともに傑出したものの一例である。 年の市に線香を買ひに出るのは物寂びたとは云ふものの、懐しい気もちにも違ひない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア