芥川龍之介 『芭蕉雑記』 この蕪村の十二句は目に訴へる美しさを、――殊に大和絵らしい美しさを如何にものびのびと表はしてゐる。 しかし耳に訴へて見ると、どうもさほどのびのびとしない。 おまけに十二句を続けさまに読めば、同じ「調べ」を繰り返した単調さを感ずる憾みさへある。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア