芥川龍之介 『大導寺信輔の半生』 けれども売り価は新らしい本でも買い価の半ば以上になったことはなかった。 のみならず永年持っていた本を古本屋の手に渡すことは常に彼には悲劇だった。 彼は或薄雪の夜、神保町通りの古本屋を一軒一軒覗いて行った。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア