「朝顔に急がぬ膳や残り客」「ひそひそと何料理るやら榾明り」「初秋の心づかひや味噌醤油」「大事がる馬の尾づつや秋の風」「落栗の座をさだむるや窪たまり」(初めて伊那に来て)「鬼灯の色にゆるむや畑の縄」等、句も天保前後の人にしては、思ひの外好い。
辞世は「何処やらで鶴の声する霞かな」と云ふ由。
憾むらくはその伝を詳にせず。
「朝顔に急がぬ膳や残り客」「ひそひそと何料理るやら榾明り」「初秋の心づかひや味噌醤油」「大事がる馬の尾づつや秋の風」「落栗の座をさだむるや窪たまり」(初めて伊那に来て)「鬼灯の色にゆるむや畑の縄」等、句も天保前後の人にしては、思ひの外好い。
辞世は「何処やらで鶴の声する霞かな」と云ふ由。
憾むらくはその伝を詳にせず。