芥川龍之介 『雑筆』 おれは道書も仏書も読んだ事はない。 が、どうもおれの心の底には、虚無の遺伝が潜んでゐるやうだ。 西洋人がいくらもがいて見ても、結局はカトリツクの信仰に舞ひ戻るやうに、おれなぞはだんだん年をとると、隠棲か何かがしたくなるかも知れない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア