芥川龍之介 『雑筆』 純を尊び雑を卑むのは、好悪の如何を超越した批判の沙汰に移らねばならぬ。 今夜ふと菊池寛著す所の「極楽」を出して見たが、菊池の小説の如きは粗とは云へても、終始雑俗の気には汚れてゐない。 その証拠には作中の言葉が、善かれ悪しかれ満ちてゐる。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア