芥川龍之介 『点心』 香取秀真氏の話によると、加納夏雄は生きてゐた時に、百円の月給を取つてゐた由。 当時百円の月給取と云へば、勿論人に羨まれる身分だつたのに相違ない。 その夏雄が晩年床に就くと、屡枕もとへ一面に小判や大判を並べさせては、しけじけと見入つてゐたさうである。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア