芥川龍之介 『点心』 何処にもゐるとは云へぬかも知れぬ、が、何処かにゐさうだ位の心もちを含んだ言葉である。 人々はその主人公が、手近に住んで居らぬ所に、惝怳の意味を見出すのであらう。 さうして又その主人公が、何処かに住んでゐさうな所に、惝怳の可能性を見出すのであらう。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア