芥川龍之介 『本の事』 バイロンはサアダナペエラスをゲエテに、ケエンをスコツトに献じてゐる。 事によると彼等が読んだのも、僕の持つてゐる詩集のやうに、印刷の拙い本だつたかも知れない。 僕はそんな事を考へながら、時々唯気まぐれに、黄ばんだペエヂを繰つて見る事がある。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア