芥川龍之介 『澄江堂雑記』 昔、高久靄崖は一文無しの窮境にあつても、一幅の大雅だけは手離さなかつた。 ああ云ふ英霊漢の筆に成つた画は、何百円と雖も高い事はない。 それを五十円に値切りたいのは、僕に余財のない悲しさである。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア