芥川龍之介 『澄江堂雑記』 三 将軍 官憲は僕の「将軍」と云ふ小説に、何行も抹殺を施した。 処が今日の新聞を見ると生活に窮した廃兵たちは、「隊長殿にだまされた閣下連の踏台」とか、「後顧するなと大うそつかれ」とか、種種のポスタアをぶら下げながら、東京街頭を歩いたさうである。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア