妻子の死を聞いた俊寛は、千鳥を船に乗せる為に、妹尾太郎を殺してしまふ。
「上使を斬りたる咎によつて、改めて今鬼界が島の流人となれば、上の御慈悲の筋も立ち、御上使の落度いささかなし。
この英雄的な俊寛は、成経康頼等の乗船を勧めながら、従容と又かうも云ふのである。
妻子の死を聞いた俊寛は、千鳥を船に乗せる為に、妹尾太郎を殺してしまふ。
「上使を斬りたる咎によつて、改めて今鬼界が島の流人となれば、上の御慈悲の筋も立ち、御上使の落度いささかなし。
この英雄的な俊寛は、成経康頼等の乗船を勧めながら、従容と又かうも云ふのである。