芥川龍之介 『澄江堂雑記』 が従来の用法は「とてもかなはない」とか「とても纏まらない」とか云ふやうに必ず否定を伴つてゐる。 肯定に伴ふ新流行の「とても」は三河の国あたりの方言であらう。 現に三河の国の人のこの「とても」を用ゐた例は元禄四年に上梓された「猿蓑」の中に残つてゐる。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア