「昔々」と云へば既に太古緬邈の世だから、小指ほどの一寸法師が住んでゐても、竹の中からお姫様が生れて来ても、格別矛盾の感じが起らない。
そこで予め前へ「昔々」と食付けたのである。
所でもしこれが「昔々」の由来だとすれば、僕が昔から材料を採るのは大半この「昔々」と同じ必要から起つてゐる。
「昔々」と云へば既に太古緬邈の世だから、小指ほどの一寸法師が住んでゐても、竹の中からお姫様が生れて来ても、格別矛盾の感じが起らない。
そこで予め前へ「昔々」と食付けたのである。
所でもしこれが「昔々」の由来だとすれば、僕が昔から材料を採るのは大半この「昔々」と同じ必要から起つてゐる。