芥川龍之介 『続澄江堂雑記』 毎日庭を眺めてゐると、苔の最も美しいのは霜の来る前、――まづ十月一ぱいである。 それから霜の来る前に「カナメモチ」や「モツコク」などの赤々と芽をふいてゐるのは美しいよりも寧ろもの哀れでならぬ。 (同年十一月十日) 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア