ところが、さういふ風にして一二枚書いてゐるうちに、沼波瓊音氏が丁度それと同じやうな小説(?
を書いてゐるのを見ると、今迄の計画で書く気がすつかりなくなつてしまつた。
そこで今度は、芭蕉の死骸を船に乗せて伏見へ上ぼつて行くその途中にシインを取つて、そして、弟子達の心持を書かうとした。
ところが、さういふ風にして一二枚書いてゐるうちに、沼波瓊音氏が丁度それと同じやうな小説(?
を書いてゐるのを見ると、今迄の計画で書く気がすつかりなくなつてしまつた。
そこで今度は、芭蕉の死骸を船に乗せて伏見へ上ぼつて行くその途中にシインを取つて、そして、弟子達の心持を書かうとした。