もし「我々の日本画風」が、かう云ふものであるとすれば、それは遺憾ながら僕なぞには、余り結構なものとは思はれない。
まづ冷酷に批評すると、本来剃刀で剃るべき髭を、薙刀で剃つて見せたと云ふ御手柄に感服するだけである。
さうして一応感服した後では、或は剃刀を使つた方が、もつとよく剃れはしなかつたらうかと尋ねたくなるだけである。
もし「我々の日本画風」が、かう云ふものであるとすれば、それは遺憾ながら僕なぞには、余り結構なものとは思はれない。
まづ冷酷に批評すると、本来剃刀で剃るべき髭を、薙刀で剃つて見せたと云ふ御手柄に感服するだけである。
さうして一応感服した後では、或は剃刀を使つた方が、もつとよく剃れはしなかつたらうかと尋ねたくなるだけである。