まづ冷酷に批評すると、本来剃刀で剃るべき髭を、薙刀で剃つて見せたと云ふ御手柄に感服するだけである。
さうして一応感服した後では、或は剃刀を使つた方が、もつとよく剃れはしなかつたらうかと尋ねたくなるだけである。
尤も七十何点かの画が、悉くこの種類だと云ふ次第ぢやない。
まづ冷酷に批評すると、本来剃刀で剃るべき髭を、薙刀で剃つて見せたと云ふ御手柄に感服するだけである。
さうして一応感服した後では、或は剃刀を使つた方が、もつとよく剃れはしなかつたらうかと尋ねたくなるだけである。
尤も七十何点かの画が、悉くこの種類だと云ふ次第ぢやない。