妙な物と云ふのは、声も姿もない、その癖触覚には触れると云ふ、要するにまあ妙な物です。
これはド・モウパツサンのオオラあたりが粉本かも知れないが、私の思ひ出す限りでは、英米の小説中、この種の怪物の出て来るのが、まづ二つばかりある。
一つはビイアスの小説だが、この怪物が通ることは、唯草が動くので知れる。
妙な物と云ふのは、声も姿もない、その癖触覚には触れると云ふ、要するにまあ妙な物です。
これはド・モウパツサンのオオラあたりが粉本かも知れないが、私の思ひ出す限りでは、英米の小説中、この種の怪物の出て来るのが、まづ二つばかりある。
一つはビイアスの小説だが、この怪物が通ることは、唯草が動くので知れる。