空と艸木との映つた池の水面が、殆埋る位な蛙だから、賛成の声も勿論大したものである。
丁度その時、白楊の根元に眠つてゐた蛇は、このやかましいころろ、かららの声で眼をさました。
さうして、鎌首をもたげながら、池の方へ眼をやつて、まだ眠むさうに舌なめづりをした。
空と艸木との映つた池の水面が、殆埋る位な蛙だから、賛成の声も勿論大したものである。
丁度その時、白楊の根元に眠つてゐた蛇は、このやかましいころろ、かららの声で眼をさました。
さうして、鎌首をもたげながら、池の方へ眼をやつて、まだ眠むさうに舌なめづりをした。