芥川龍之介 『蛙』 池中の蛙が驚いてわめいてる中に、蛇は蛙を啣へた儘、芦の中へかくれてしまつた。 後の騒ぎは、恐らくこの池の開闢以来未嘗なかつた事であらう。 自分にはその中で、年の若い蛙が、泣き声を出しながら、かう云つてゐるのが聞えた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア