芥川龍之介 『京都日記』 宿の名前は知つてゐるが、宿の町所は覚えてゐない。 しかもその名前なるものが、甚平凡を極めてゐるのだから、それだけでは、いくら賢明な車夫にしても到底満足に帰られなからう。 困つたなと思つてゐると、車夫が桐油を外してこの辺ぢやおへんかと云ふ。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア