芥川龍之介 『京都日記』 提灯の明りで見ると、車の前には竹藪があつた。 それが暗の中に万竿の青をつらねて、重なり合つた葉が寒さうに濡て光つてゐる。 自分は大へんな所へ来たと思つたから、こんな田舎ぢやないよ、横町を二つばかり曲ると、四条の大橋へ出る所なんだと説明した。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア