芥川龍之介 『悪魔』 うるがんは姫君の身を気づかつた。 双親と共に熱心な天主教の信者である姫君が、悪魔に魅入られてゐると云ふ事は、唯事ではないと思つたのである。 そこでこの伴天連は、輿の側へ近づくと、忽尊い十字架の力によつて難なく悪魔を捕へてしまつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア