芥川龍之介 『沼』 沼にはおれの丈よりも高い芦が、ひつそりと水面をとざしてゐる。 おれは遠い昔から、その芦の茂つた向うに、不思議な世界のある事を知つてゐた。 いや、今でもおれの耳には、Invitation au Voyage の曲が、絶え絶えに其処から漂つて来る。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア