芥川龍之介 『寒山拾得』 自分は吊革につかまつた儘、元の通り書物を懐に入れて、家へ帰つたら早速、漱石先生へ、今日飯田橋で寒山拾得に遇つたと云ふ手紙を書かうと思つた。 さう思つたら、彼等が現代の東京を歩いてゐるのも、略々無理がないやうな心もちがした。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア