芥川龍之介 『わが散文詩』 古い朱塗の机の上には室生犀星の詩集が一冊、仮綴の頁を開いてゐる。 「われ筆とることを憂しとなす」――これはこの詩人の歎きばかりではない。 今夜もひとり茶を飲んでゐると、しみじみと心に沁みるものはやはり同じ寂しさである。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア