芥川龍之介 『わが散文詩』 この呉須の吹きかけの湯のみは十年前に買つたものである。 「われ筆とることを憂しとなす」――さう云ふ歎きを知つたのは爾来何年の後であらう。 湯のみにはとうに罅が入つてゐる。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア