芥川龍之介 『詩集』 彼の詩集は一二冊神田の古本屋にも並んでゐた。 しかし「定価一円」と言ふ奥附のあるのにも関らず、古本屋の値段は三十銭乃至二十五銭だつた。 一年ばかりたつた後、彼の詩集は新らしいまま、銀座の露店に並ぶやうになつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア